「有害成分を含むダイエット用健康食品にご注意を」


1)にがりの痩身効果について

にがりの服用をダイエットに有効として販売されている例があるため、
国立健康・栄養研究所が注意を促しています。
(平成16年7月15日の新聞紙面に掲載されました)

当サイトでもにがりの主成分マグネシウムについては
直接体脂肪を減らす効果の無いことを述べてきました。
体に良いとされる成分がトピックになると、すぐにダイエット
できるとした商品が販売される傾向にあります。

消費者としてはこうした成分に対する知識を得ることを
怠ってはいけない時代になっていると言えるでしょう。

にがりについて
http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail.php?no=170

2)カプサイシンについて

唐辛子の主成分であるカプサイシンの痩身効果についても
にがりと同様と思われます。日本に比べて非常に多くの
唐辛子を摂取する韓国でも肥満が次第に社会現象と
なってきているようです。するとカプサイシンの効果には
大きな疑問がわいて来るのは当然です。

ちなみにカプサイシン受容体は胃に存在しますが、
これは減量には全く関与しません。

3)アマメシバによる気管支炎について

アマメシバを含むダイエット食品による日本国内の死亡例については
以前、会員メールマガジンにて配信しました。
これは重篤な気管支炎を併発する恐れがあるために、
平成15年に販売禁止措置が取られています。

しかし、ごく最近も同様の症例が報告されているようです。
こうした有害食品には更なる注意が必要と思われます。

4)コンフリーについて(ヒレハリソウ 学名 Symphytum spp.)

コンフリーを使用したお茶や健康食品が流通しているようです。
ダイエットには効果がないばかりか、肝静脈閉塞性疾患を起こす症例が
海外で多く報告されているため、厚生労働省はこれを含む
食品の製造、販売・輸入等の自粛を通知しています。
違反した場合は食品衛生法に基づく法的な措置をとることになるそうです。

ダイエット関連では上記のような事例が後をたちません。
今の生活をそのままに、なにか別の方法で痩せられるならばと
安易に使用しないで、その製品についての知識や情報を
正しく知ることが重要です。

薬品を使用した有害健康食品について
http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail.php?no=186

●サイト内関連ページ
 
民間ダイエット法の弊害

米国での非処方減量薬の使用状況

健康食品の見極め方