「寒くなると食欲が増進するわけ」


夏は高温度の環境になり、人間は誰しも食欲がなくなるのが一般的です。
冬は体温の低下を防ぐために、エネルギーを必要とします。
そのために食欲は増進します。
よって冬は食べ過ぎには特に注意が必要です。

さて、摂食を調節する重要な役割を持つヒスタミンという物質が、
この温度変化により増減し、摂食を調節する役割をになっている
ことがわかってきました。

ラットの実験では、高い温度の環境下ではラットの食欲は
低下しています。高温下でのラットでは、摂食をつかさどる
重要な脳の部分「視床下部」のヒスタミン量は増加し、ヒスタミンの
外部からの投与にも良く反応し、体温を低下させるなどの作用が
見られます。

逆に低温の寒い環境の下では、ラットの食欲は亢進します。
ヒスタミンを投与しても、それに対する反応はほとんどありません。
視床下部内でのヒスタミンの量も低下しています。

このようにヒスタミンは外界の温度環境によって、摂食を調節
しているようです。

ヒスタミンは食事の際に良く噛むと、視床下部内で増加し
食欲を抑制します。

こうした実験結果からすると、寒い冬に過食にならないためには、
「寒い時期こそ良く噛んで」食欲を抑制し、肥満を防止するよう努める
ことがダイエット成功の一助になるとも言えそうです。

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