「マグネシウム」


ダイエットをすると骨からカルシウムが減少してしまいます。妊娠すると胎児のためにお母さんの骨からカルシウムが流出してしまいます。いずれも骨が弱くなりますので、多くの方はカルシウムを沢山摂取しようとしているのではないでしょうか。

しかし、マグネシウムの摂取量が少ないといくらカルシウムを摂取しても無駄になってしまいます。マグネシウムの摂取が少ないのにカルシウムを多く摂取するとカルシウムは体にとってあまり良い働きをしないのです。

カルシウム摂取が多くてもマグネシウム摂取が少ないアメリカなどでは心筋梗塞などの虚血性心疾患が非常に多い事が報告されています。日本人のマグネシウム摂取は魚などの海産物からが多く、米国人は魚からの摂取は少なく、牛乳からの摂取が多いのが特徴でカルシウム摂取がマグネシウムの摂取量を大きく上回っています。日本もこの傾向に次第に近づいて来ているようです。ダイエット中はカルシウムが足りないと思い、カルシウムばかり摂取してもなにも良いことは無いというわけです。

納豆に海苔、天日干しの海の塩、魚などの食事をしていた昔の日本人はマグネシウムも適正に摂取していたということです。食事制限によるダイエットはこのあたりにも注意を払う必要があるでしょう。

マグネシウムの欠乏は非常なストレスを招きますし、マグネシウム欠乏状態でカルシウムの多量の摂取は心臓に悪い影響を来たすこともわかっています。ストレスによる過食などもこの例に漏れません。

ダイエットをしている方や、妊娠中の方は是非マグネシウムを多く含んだ食品を摂取することをお薦めします。ちなみに多い食品としては大豆(納豆)、魚、ノリ、ゴマ、味噌などで、昔の人の食事はこうしたマグネシウムの摂取が現代日本人より優れていたことが証明されます。

精神的なストレスの解消にもマグネシウムの摂取はダイエットには必須と言えるかも知れません。サプリメントとしてはこうしたものの単独のものは少なく、血中濃度がちゃんと上昇する製品であるか、他のミネラルなど余計なものが多く入ってないかなども吟味する必要がありそうです。

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 マグネシウム・2