「食欲をそそる焼き魚の匂い」


サンマを焼くと良い匂いがします。肉を焼く時よりもそう感じる方が多いでしょう。肉は飽和脂肪酸で魚は不飽和脂肪酸なのですが、不飽和脂肪酸の方が生活習慣病予防には良いとされます。

魚を焼くことにより不飽和脂肪酸はアルデヒド、ケトン体、脂肪酸、アルコールに分解されて焦げの炭化物と交わると特有のおいしそうな匂いになるのです。

人間は消費カロリーの一番多くは脂肪から摂ります、こうした匂いによって不飽和脂肪酸のサンマやイワシ、サバなどを食して日本人は健康であったのかも知れません。必要以上の脂質制限はあまり健康的なダイエットとは言えないでしょう。

こうした焼くと良い匂いのする魚の身には食欲を抑制するヒスチジンも多く含まれています。不飽和脂肪酸(脂質)に惹かれてある程度食べると満足できる、非常に減量、生活習慣病予防に適した食材ではないでしょうか。

ちなみに低温で焼くとバレリアン酸や酪酸という物質が出て、これはいやな匂いになります。焼き魚は強火が良いのはこうした理由もあるのでしょう。

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 ヒスチジン