「ヒスタミンとアレルギー」

食欲抑制物質としてのヒスタミンがにわかに脚光を浴びて来ました。
青物魚の摂取がダイエットに適していることも述べて来ました。
しかしここでアレルギーと言う問題もクローズアップされて来ます。

昔の日本人はイワシなどの食材でほとんどの人に
アレルギーなどは起こりませんでした。
しかし現代の日本では青物魚を食べることによるじんましんなどが
増加しているのも確かです。読者の皆さんの中にもこうした理由で
青物魚を食べられない方もいらっしゃると思います。

ヒスタミンはアレルギー反応が起こると化学伝達物質として働き、
じんましんなどのアレルギーを起こします。花粉症などもこの
ヒスタミンが主役となって症状を起こします。

青物魚で起こるアレルギーは魚に含まれるヒスタミンの
前駆物質である必須アミノ酸のヒスチジンやヒスタミン
そのものによって引き起こされる場合が多いようです。

日本が先進国の中でも屈指の無菌の環境になってしまった今、
体に入ってきた細菌と戦うべき人体の免疫部隊は戦う相手を
失い、花粉や牛乳、ダニなどの害の無いものの侵入を敵とみなして
戦ってしまい結果としてアレルギー反応が起こります。
排気ガスや化学物質の影響もこれを助長します。これらが
アレルギーやアトピーの増加の一因とも言われています。

青物魚を食べられない方はダイエットにはこの面からすると
ハンデがありますがマグロなどの赤身を食べて補ったり、
肉は茹でる、蒸すなどの調理法を多く、野菜や海草を多く
取り入れるなどの他の健康的な食への工夫が必要でしょう。
これについてはまたの機会に配信いたします。

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