「減量薬オルリスタット」


以前お伝えしたロシュ社の減量薬の続報です。

これは摂取した脂質の30%をカットした上で、その副作用の少なさから日本でも認可がされるようです。最近の薬事審議会は、海外データも重視しますので、案外早い時期に認可になるかも知れません。

ただしオルリスタットは服用を開始すると非常に頻繁な排便が起こりますので、学校や仕事のある日は使用が非常に難しくなります。医師の処方薬ですので、早急に肥満の解消をしないと余病が心配な患者さんに限ります。勿論肥満症の診断が付いた患者さんに限っての処方となるでしょう。

ただし認可になる可能性があるにつけ、医師からは肥満症ではなく「美容」のために使用することは厳に慎むべきとの警告は各所からすでに上がっています。肥満症でない方がこのような減量薬を医師の監視下以外で使用する事には多くの問題があります。

リバウンドも少ないようですし2型糖尿病や重度の肥満の方には福音となるでしょう。現在世界で900万人の使用経験があります。

ただし美容目的で使用することは絶対に止めましょう。
薬そのもののせいではない重大な副作用が発現する場合が考えられます。