「中国製健康食品で死亡例」


先週金曜(7月12日)付けの読売新聞の一面に出ましたので
ご覧になられた方も多いかと思います。
男女12人が中国製ダイエット用健康食品の使用で劇症肝炎、
急性肝不全を発症し、女性一人が死亡したというものです。

検出された「フェンフルラミン」は抗うつ剤として主に米国で
使用されていましたが、肺高血圧症や弁膜症による死亡例が
何例か出たため現在では販売を禁止されています。
フェンフルラミンはエフェドリン(麻黄、エフェドラ)や
セントジョーンズワートなどと混合されて効力を強めたものまで
出回っているようです。

同時に甲状腺ホルモンも検出されたようですが、これは代謝を
高めます。しかし甲状腺機能が亢進している人には大きな副作用も
考えられますし、通常の方にもなんらかの副作用をもたらします。
なによりも健康食品に含まれてよいものでは有り得ません。

日本ではこうした薬剤混入の健康食品に対する規制が
緩やかなことは過去にも配信してきました。また日本では
通院中の患者さんも医師にダイエットなどの健康食品を
服用していることを告げない場合が多いために、今回のような
因果関係がわかりにくい場合が多いと思われます。
こうした事件が大きく報道されていなかった原因の一つかも知れません。

今回問題になったダイエット食品だけではなく「表示の無い」
薬物が混入された「健康食品」がちまたに多く出回っていることを
再認識しなくてはいけません。
副作用もなく、飲むだけで「食べても痩せる」ものなどこの世に
ないことを心にとめておくべきではないでしょうか。

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