「カルシウムの適切な摂取量」


カルシウムについて質問したいことがあってお便りしました。

日頃からカルシウムの摂取には気を配っていますが、先日、そんな私を見て、母にカルシウムの取り過ぎもよくないことを聞かされました。

カルシウムが含まれている色んな種類の食品をはじめ、牛乳は一杯は心がけ、たまに店でよく売られているカルシウムの錠剤で補給したりしています。

食品を例にして適度なカルシウムの摂取量を知りたいのですが、よろしくお願いします。



カルシウムの一日必要量は600mgと言われています。

カルシウムもやはり自然の食品から摂るのがもっとも正しい方法だと思います。この程度は普通の日本の昔からの食事をしていれば自然に摂取できるものなのです。ちりめんじゃこや小魚などの摂取量の減少とともに日本人のカルシウム摂取量も低下しています。

しかもカルシウムの単体の錠剤ではマグネシウムやリンなど重要なほかのミネラルを同時に摂ることは不可能です。 魚や牛乳などカルシウムを多く含む食品の摂取は不可欠でしょう。

サプリメントには副作用がないと思われている方も多いと思いますので、カルシウムの過剰症についてお話します。

カルシウムを必要以上に摂取した場合、尿路結石、幻覚、食欲不振、脱力感、こういったものが報告されています。

カルシウムを骨につけるためにはビタミンDが必須です。これは日光の紫外線を皮膚に受けると人間の体内で自然に合成されるものです。その必要量は一日二の腕の部分だけに3時間の日光で十分と言われています。

曇りでも日陰でもよいですから、少しでも外に出る習慣もつけないと、いくらカルシウムを摂っても骨が強くならない結果を招くことがあります。

納豆のビタミンK2も骨の密度を上げる働きがありますので、納豆をたくさん食べる地方には高齢者の大腿骨骨折が少ないというデータがありますし医薬品として既に製品化されています 。

カルシウムはなるべく食品から摂るように心がけましょう。魚や肉など良質なたんぱく質の同時摂取なしにただカルシウムを飲んでも骨にきちんと吸収してはくれません。