「アミノ酸のダイエット効果」

アミノ酸摂取、クエン酸回路の活性化考え、毎日水で割って飲用しています。

ダイエット効果としてはどうお考えでしょうか?


アミノ酸は疲労回復に良く使用されていますが飲んだだけで痩せるわけではありません、そのような効果は微々たるものです。食事内容が同じなら残念ながらダイエットの効果は薄いでしょう。

アミノ酸の中でヒスチジンと言うものがあります。
これはヒスタミンと言う物質の前駆物質でマグロ、サバ、サンマ、イワシ、ブリなどの青物魚に多く含まれます。ヒスタミン自体も代謝を促進するので肥満との関係が現在も研究されています。

先日(平成13年10月)の日本肥満学会で非常に面白い研究報告がありました。

大学生64人の普段の食事を分析して見るとヒスチジン摂取量が多い人の方がBMIが低い傾向が見られたと言うものです。ヒスチジンの摂取が多い人は食欲抑制作用も現れ、肥満を防止するのではないかと言う研究結果です。
(参考文献:中島 滋 肥満治療 2001 VOL7 Supplement)

この結果から推測すると、肥満でない人は普段からこうしたヒスチジンを含む食品を多く食べる習慣があるのではないでしょうか。

こうしたイワシなどの魚にはDHAも多く含まれ、動脈硬化などの生活習慣病を改善することは広く知られています。日本人の長寿と肥満による糖尿病が少なかったのはこうした海の幸に恵まれた日本人ならではの食生活による所も多いかも知れません。

こうした魚を食べることによって過食も抑制されると言うわけです。ちなみに満腹中枢を刺激するレプチンが増えると体内のヒスタミンも増加するそうです。

ヒスチジンは体内でヒスタミンに変化するのですが、蕁麻疹などのアレルギーの主役もこの化学伝達物質のヒスタミンです。こうした体質の人はヒスチジンの多い魚は症状を悪化させる可能性があります。もうひとつ、結核治療に使用するイソ二アジドと言う薬を服用中の患者さんも、ヒスチジンが多く含まれる魚を食べると嘔吐、顔面紅潮、蕁麻疹などの中毒症状が出る場合があります。 イソ二アジドはヒスタミンの代謝を阻害する作用があるのです。

ただし以上の事項はアミノ酸の製品を飲んだら痩せると言うことではありませんので念のため。アミノ酸の服用でのクエン酸回路の活性化はダイエットに関しては他の減量健康食品同様過大評価されない方が良いでしょう。