「サプリメントは良くない?」

サプリメントから栄養補給するのは あまりよくないことだということを書いておられました。このことはよく聞くことなのですが、どうしてサプリメントで栄養補給したらあんまりよくないのかが、いまいち納得できません。どうか 分かり易く簡単に説明して頂けないでしょうか?


サプリメントがいけないわけではありませんが多少の知識はあった方が良いでしょう、主なビタミン剤などについて解説します。

サプリメントは英語で「補足」という意味で、足りない栄養素を補うのが本来の意味だったはずです。ところが最近は痩せてしまう作用を持つ薬品までもがサプリメントとして総称されてしまう世の中になってしまった事に、私たちも警告を発していかなければいけないと思っています。

さて、健康な人が使用するサプリメントは例えばビタミンなど食材からの摂取の方が合成品より体には優しいはずです。ただしビタミン欠乏症の方(病気に分類される方)は別です。

非常に多くの種類のものを摂取される方も多いようです。ビタミンにも副作用と過剰症がある事も無視できません。

ビタミンCは一日600mg以上摂取するとある種の障害が起きる可能性があるという報告もありますし胃の具合が悪い方は症状を悪化させる事があります。
一日200mg位の摂取は通常は食事で摂るべきです。
ビタミンBにも胃の不快感、食欲不振、嘔気などが起こる可能性があります。

過剰症としてビタミンA、D、Kなどは脂溶性ですので脂肪に蓄積して食欲不振、全身倦怠、嘔吐など色々な症状を引き起こします。
ダイエット中のベータカロテンの摂取過剰は柑皮症の原因にもなります。

現代の若い世代に欠乏しているのはカルシウムが代表的ですが、これも意味もなく飲むと将来尿管結石などの病気になる場合があります。

更に心配なのはいろんな国から入って来た健康食品などなにがはいっているのでしょう? 複合剤はいろんなビタミンやミネラルが配合されているものが好まれるようですが、足りないものだけではなく足りているもの、不要なものも多いのも不安です。輸入品に関しては日本人と外国人の薬用量の違いも注意が必要です。

なによりも「私は野菜が少ないからビタミン飲めばいいわ。」
という考え方になることでしょう。
みなさんがお店で買えるものは食品に分類されるものが多いのですがハマってしまった方はサプリメントだらけの生活になって食生活を改善しようと言う気がなくなるのも問題です。

「ビタミンが今日は足りないようだからこれ飲めば大丈夫。」
この考えを継続すると食生活を改善する気持ちをなくしてしまうのも困ります。お母さんになったら自分の子供にもサプリメントを飲ませないといけないような食事を作るのでしょうか?

意味なく「体に良いから。」と言う理由での摂取ではなく食生活の改善意欲を持って生活された方がずっと健康的ではないでしょうか。

サプリメントは必要な時だけ必要なものを摂取するように、その場合も国内有名製薬会社の製品を使用される事をお奨めします。